個人的アギーレ評価

昨日のオーストラリア戦が終わり、アギーレに変わって6試合を消化した。
来年にはアジアカップがあるが、現状の個人的な評価をしたい。

・選手選考
初戦となったウルグアイ戦では、代表初出場の選手が何人かいた。これはJリーグでプレーしている無名選手もしっかり見ているとアピールする狙いがあったと思われる。
ブラジル戦では前の試合と6人スタメンを入れ替え、世界のトップを肌に感じさせる狙いがあったと思われ、このような思い切った采配のできる監督はそんなにいないと思います。
その後、遠藤や今野といったザックの時のメンバーを戻したことについていろいろ言われていますが、思った以上に期待されていた若い選手が伸びてきていないことがわかりました。これはアギーレの責任ではなく日本サッカー全体としての責任があると思います。なのでアジアカップ勝つためにメンバー戻すのはあたりまえ。

・4-3-3のシステム
ザックの頃の4-5-1と異なるシステムであるが、具体的に何が違うんでしょうか。簡潔に答えれば、4-5-1のポゼッション型から4-3-3のカウンター型に移行しつつあります。
前線からプレスをうまくかける狙いは同じですが、前者の場合は中盤で取っても前に1人しかおらずどうしてもカウンターがしにくいのである。一方、後者の場合は中盤で取った後に前線に3人の選手がおり、カウンターがしやすくなります。ホンジュラス戦の本田のゴールはまさに象徴されるシーンと言えるでしょう。
また、FWの両ウイングの選手には運動量と守備力が求められ、強豪相手には引いて守備をしているシーンも見受けられました。よって運動量と守備力に問題のある宇佐美が呼ばれないのもこのせいです。

・本田と香川の縦の関係
ザックの頃はCFの後ろに攻撃的MFを3人横並びで右から岡崎、本田、香川となっており、本田と香川が横並びの関係でした。これがアギーレの場合は右FWに本田、インサイドハーフに香川と置くことで縦の関係となりました。香川が怪我等で共存している試合は多くありませんが、香川→本田へのロングパス、本田が溜めて香川がスペースに走りこんできたリターンなど随所に今までと異なるプレーが見られています。これは本田がミランで同じ4-3-3の右FWで鍛えられているのと同時に岡崎がCFとして覚醒したことが影響しているでしょう。

・オーストラリア戦での見事な采配
4-3-3スタートの日本は、オーストラリアが研究してきたこともあり、アンカーの両サイドのスペースを使われなかなかボールを奪うことができません。それを見て30分過ぎに4-5-1というザックと同じシステムに変更し、徐々に流れが変わり始めたところでハーフタイム。ここでアギーレは思い切って遠藤に代えて今野を投入。ボランチに入った今野のボール奪取能力が発揮され完全に日本のリズムにしてみせたのだ。今野が先制点奪ったのも采配的中でしたね。
果たしてザックだったら遠藤を代えて今野を使うでしょうか?後半もとりあえず遠藤のままでいきそうですね。そして今野をボランチで使うことなんてしないでしょう。
攻撃面では香川が得意のトップ下に入り、ボールを引き出してリズムを作り、遠藤不在の中でもいい攻撃ができていたと思います。

・総括
新しいシステムがもっと浸透すれば日本サッカー成長の可能性あり。
戦術眼もオーストラリア戦を見る限り期待してしまいますね。
問題は若手が伸びてくるかですね。個人的には柴崎がブラジル戦後から調子を落としてそうで心配。
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