レスターとエイバルの試合から学ぶ4-4-2

昨日は岡崎先発出場のチェルシーvsレスターと乾先発フル出場のエイバルvs
アトレチコ・マドリードの試合を見ていました。

興味深かったのが共に4-4-2のフォーメーションで守備では前線からのハイプレスで
同じなんですが、その後の攻撃スタイルが全く異なるけど、両チームとも
そのサッカーの特徴を十分に発揮し見ごたえのある魅力的なサッカーをしていました。

■レスターの攻撃スタイル
前線からのプレスでボールを奪い、バーディーや岡崎が裏を狙ってのカウンターが主体。
ただしカウンターが出来ない時はボランチやSHがボールを引き出し、
岡崎はトップ下まで降りてきてヴァーディーと縦関係を形成する。
ワンツーなどのコンビネーションを多用し攻撃を組み立てていく。

■エイバルの攻撃スタイル
前線からのプレスでボールを奪うのは同じ。奪ってからFWは2枚がしっかりと前線に貼り、
ポストプレーからチャンスを作る。
ビルドアップ時は乾などのSHがサイドに大きく貼り、サイドチェンジを多用。
ピッチを大きく使うほかに、GKも含めDFラインでの早いパス回しを行い、
サイドチェンジ出来ない時でもスピーディーにボールを逆サイドまで持っていって
相手のラインの乱れを誘う。
その中でも乾はサイドから中に絞りSBの上がるスペースを作ったり、
もう一度外に出て相手のDFを誘うことでFWのスペースを作っていました。

この2チームを比較してみるとFWの関係性、SHの役割の違いにより
大きくサッカーが異なることがわかります。
また、パス回しに限ればレスターの方が浮き球も含めやや雑で、
エイバルの方がしっかりとグラウンダーで繋いでいました。
しかしながら両チーム共にトラップの技術が高く、難しいボールでも
うまくマイボールにしていましたね。
また、組織力についてもエイバルの方が上でしょうか。

さて、日本代表のシステム4-3-3に当てはめてみるとどうでしょう。
岡崎はCFで使われることが多く、縦関係を形成する選手がおらず孤立。
乾については3トップの左で使われていますが、4-4-2の時よりSBと距離が
離れているためSBとのコンビネーションの機会が少なく、
CFも中央に張り付かせるスタイルの為、乾のスペースを作る動きが
あまり生かせません。
よって代表では両選手共に100%の力を発揮できていないのです。
代表でも4-4-2のスタイルをやってみても面白いと思うtoricなのでした。


迷走するハリルJAPANのジレンマ

E-1選手権(旧東アジア選手権)は韓国に完敗し優勝を逃した。

toricは韓国戦は見れなかったが、北朝鮮戦と中国戦を見ました。
W杯への生き残りをかけた重要な大会だったにも関わらず
選手からはその気持ちを感じませんでした。

■カウンターのチャンスにバックパス
中盤でボールを拾ったり、カットしてハーフラインあたりまではボールを繋げますが
FWの選手があまり良い状態ではないと判断したからかバックパスを選択する
シーンが目立ちました。
しかしながらハリルの目指すサッカーにおいては、ここで勝負の縦パスを入れられる
選手が必要不可欠なのです。たとえFWの選手のポジショニングがいまいちでも
相手のDFからしたら嫌な物です。もしここでFWがDFに1v1で勝つことが出来れば
GKと1v1の決定的なシーンを作り出すことができるからです。

■デュエル重視の選考が裏目に
今までの日本のサッカーは中盤にテクニックのあるテクニシャンを置き、攻撃のタクト
を入れることが多かったです。ですがハリルの場合、中盤全員をデュエル(守備)
に長けた選手で構成することが多く、どちらかといえばパスは得意ではありません。
そうしたことにより上で述べたカウンター時の縦パスを入れることが出来ないのです。
中盤で奪ってカウンターのスタイルなのに、カウンターに繋げられなければ意味がない。

■カウンターに繋げられない思考を読み解く
では何故カウンターに繋げられないでしょうか。それはパスがあまり得意ではない為です。
ちゃんと言えば「精度の高いパスを蹴る自信がないから」です。
日本のサッカー教育では、昔からボールをロストしてしまうことを良しとしません。
よって、小さい頃から成功率の低いパスはできるだけ避けるようになります。
そして、縦パスというのは相手にカットされてしまうリスク、味方に繋げられないリスクの
両方があり、パスの中でも成功率の低いパスに該当します。

■大島というハリルのピースになり得た存在
中国戦では大島がW杯予選以来の出場。その大島は積極的にボールを読み込み
ワンタッチやツータッチでリズム良くボールを回して行きます。
その前の北朝鮮戦ではカウンター以外の場面でも縦パスの数が少なく
見所の少ない試合となっていました。
それを大島が入ったことにより日本の攻撃にアクセントが加わり、細かいショートパス
での崩しと裏へと狙ったロングボールと長短織り交ぜいい攻撃を見せていました。
守備でも前線からのプレスでボールを奪うなどハリルのコンセプトも出来ていました。
ところが、前半途中に無念の負傷交代。
その後の展開は言うまでもなく北朝鮮戦と同じような展開となってしまいました。

■中盤・中央のリスク>サイド・前線のリスク
中盤や中央でのロストは相手のカウンターに繋がるためリスクが高く、
サイドでの仕掛けやカウンター時のFWの1v1勝負などはそこで失ってもそこまでリスクは
高くありません。
ハリルはこのリスク管理の下ロングボール主体、中盤では出来るだけボールを回さず
サイドから組み立てて行くサッカーがやりたいのでしょう。
しかしながらロングボールを収めてくれるFW、サイドで1v1で自信を持って仕掛けられる
サイドアタッカーは日本では一握りしかいません。
果たして本番までにやりたいサッカーが表現出来るのでしょうか。。。

ワールドカップ組み合わせ決定。コロンビア、ポーランド、セネガルと同組

ワールドカップの組み合わせが決まりましたね。

最後の最後まで日本は残り、グループFかHどちらになるか最後までハラハラしました。

結果的に2強2弱のグループに入らなくて良かったというところでしょう。
グループBやD、Gといったところは2強を崩すのが難しそうです。

グループCやグループEは1強3弱という印象。一番入りたいのはこういうグループで、
1強が勝ち点9を取るだろという計算が出来るので2位狙いがしやすくなります。

グループAや日本の入ったHは本命不在。
どのチームにも突破の可能性があり、勝ち点の計算が難しいです。

グループFは今大会の死のグループでしょうか。
ドイツは抜けていますが、メキシコとスェーデンも強そうです。

さて、toricの注目していた対戦順と試合会場はどうでしょうか。
1戦目の相手は一番グループで強そうなコロンビア。
当たりたくなかったポッド1のチームと初戦です。
初戦という難しさがある為、ポッド1のチームに勝てるとすれば
1戦目で当たる場合だと思いますが、負けてしまうと早くも追い込まれてしまいます。

試合会場で言えば1戦目から2戦目の会場が1000km、2戦目と3戦目の会場が1400km
離れており、2戦目と1、3戦目の時差が2時間あります。
ちょうど三角形となるのでちょうどいい位置をキャンプ地にしてもらいたいところです。

ワールドカップが始まるのが楽しみです。

いよいよ今夜ワールドカップ組み合わせ決定

本日24時からロシアワールドカップ2018の組み合わせ抽選会が開催される。

ポッド4に入った日本はどの国と対戦することになるか注目が集まる。
しかしながら日本にとってはどこも格上。
確実に勝ち点3を積み上げられるチームはいません。

そこでtoricは対戦相手より対戦順序と試合会場がどうなるかに注目したい。

ブラジル大会では試合会場がキャンプ地から離れており移動に時間を費やした。
(日本協会のキャンプ地選びも悪かったと言えるが)
またグループステージの3試合の会場は近い方が良いだろう。
会場によっては時差が3時間もある為、ちょっとした体調管理も気になるところだ。

また、対戦順序もポイントの1つだ。
この様な大会では初戦の入り方が難しく、いつもの様なプレーが出来ないことがある。
よって、1戦目にはポッド3のチームが望ましい。
対戦する3チームの中でも一番実力の劣ると思われる相手と初戦でぶつかり、
勝てればチームは勢いが生まれるだろう。
2戦目に対戦したいのはポッド1のチームである。
これは3戦目に当たりたくないからという理由が大きい。
というのもドイツ大会でのブラジル戦、ブラジル大会のコロンビア戦では
この3戦目で勝てばグループステージ突破の可能性もあった。
しかしながら実際に勝てる可能性は低く、現実的ではない。
よって、最後にポッド2の相手を残していればまだ可能性はあるはずだ。
また、1戦目にポッド3と戦えたとすれば、ポッド2の1戦目はポッド1。
初戦の難しさに加え落としてしまうとその後のチームの勢いも懐疑的だ。

よって、
1戦目 vsポッド3
2戦目 vsポッド1
3戦目 vsポッド2

という組み合わせを期待したい。
対戦順や試合日、会場も今日の抽選で決まるのだ。

果たして吉と出るか凶と出るか。。。





浦和ACL優勝!J1は優勝,残留争い、J2は昇格プレーオフ、激闘のルールダービーetc・・・今週末はサッカーが熱い

■浦和レッズがACLにて10年ぶりのアジア制覇
今シーズンはネタ試合を数多く提供し多くの笑い、涙を提供してくれた浦和レッズでしたが
最後の最後にやってくれました。
しかしながら日テレは最後まで地上波で生放送はせず。
一体なんの為に放送権を獲得したのでしょうか。
優勝に上西議員もこの祝福コメントをしています。
「レッズなんて、サンフレッチェを航空母艦にして、アルビレックスの戦闘機のせてるだけじゃん。」
非常に的確で面白い比喩ですね。
そんな浦和は12/6から開幕するCWCにアジアチャンピオンとして参戦します。

■J1優勝、残留争い、J2昇格プレーオフから目を離すな
J1は残り2節となりました。
1位鹿島と2位川崎の勝ち点差は4。
浦和がACLファイナルまで進んだ為、浦和と川崎の試合は11/29に行われるという
いまいち盛り上がりの欠ける日程に。
そんな鹿島は柏とホームで対戦。前売り券が完売する満員の中で行われた1戦は
鹿島が勝てば今日優勝が決まる大一番。
鹿島は何度もチャンスを作りましたが、柏はGK中村を中心に守りスコアレスドロー。
川崎との勝ち点差を5に伸ばし、水曜日の結果を待ちます。

広島は今日勝てば残留が決まるという試合でのFC東京戦。
16歳の久保建英がJ1デビューを飾るなど話題はそちらに奪われてしまうも
なんとか勝利を掴み今シーズンは苦しみながら残留を決めた。

毎年熱戦が繰り広げられるJ2昇格プレーオフは今年からDAZNで見れます。
福岡が東京Vを名古屋が千葉を倒し決勝進出を決めた。

■ルールダービーは歴史に残るまさかの展開に
香川の所属するドルトムントとシャルケの対戦は『ルールダービー』と呼ばれ
世界でも屈指のダービー。
今シーズンスタートダッシュを切るもここに来て低調なドルトムントは、
今シーズン安定した戦いを見せるシャルケをホームに迎えた。
香川はベンチスタートとなった1戦は予想外の1戦に。

FWオバメヤンのハンドっぽいゴールでドルトムントが先制すると、
審判が邪魔になりシャルケDFの対応が遅れたところを突いて追加点
というシャルケにとって不運が続く。
さらにはMFゲッツェに待望の今シーズン初ゴールも飛び出し、
前半25分まで4-0という大量リードを奪いゲームは決まったかに思われた。

大量リードを許したシャルケは前半30分過ぎに早くも2枚カードを切ると、
流れはシャルケへ。GKヴァイデンフェラーのファインセーブや
微妙なオフサイド判定で幻のゴールになるなど1点が遠かったが、
後半になると2点を返すと、ドルトムントはオバメヤンが2枚目のイエローで退場。
これでいっきに流れがシャルケに傾くと、そこから2点を奪い4-4の引き分け。
試合終了後項垂れるドルトムントの選手と対照的にまるで勝利したかの様な
喜びようのシャルケ。
これだからサッカーを見るのは辞められません。


プロフィール

toric

Author:toric
たまひよこっこ所属のaocプレーヤー。
vooblyのクラン「KtwR」に入りたい方は僕の方まで一言。
IRCチャンネルは#とりCの部屋

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